御神渡りなど立体的に 諏訪ソノリティの世界

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諏訪市役所ロビーに展示された「諏訪ソノリティ」とカードの世界を表現した立体模型

諏訪市福祉作業所「さざ波の家」は22日、諏訪ゆかりの音が鳴るポップアップカード「諏訪ソノリティ」の世界を表現した立体模型を作り、市役所1階ロビーに展示した。カードの組み立て作業や販売を担当していることから、製品の魅力を広く知ってもらおうと企画。展示会場にあるチラシをさざ波の家に持参した人には、カードを2割引きで販売するキャンペーンも実施している。29日まで。

諏訪ソノリティは諏訪湖の花火、御神渡り、御柱祭の木やり、曳行路の難所の一つ「穴山の大曲」(茅野市)を立体的に表現し、音声も流れるカード。アトリエ・コダイラ(岡谷市)の小平陽子さんが、同級生で創価大学准教授の西川ハンナさんの発案を基に商品化した。5月、諏訪地域の商品を統一ブランドで発信するSUWAブランドに認定された。

さざ波の家の模型製作はコロナ禍で作業所の仕事が激減する中、開発を進めるスマートフォンの木製スタンドに「カードが置けるのではないか」(百瀬太郎所長)と考えたことがきっかけ。面白みのある仕事を提供する狙いもあった。23人の利用者全員が準備作業に参加し、材料の木材を採寸したり、のこぎりで切断したり、色を塗ったり、展示台を作ったりしたという。

作業所で生産している紙すきのはがきや名刺、うちわ、手作りの不織布マスクも展示した。「写真のはる」(茅野市)が提供した写真パネルや、牛山正諏訪市議から預かった御柱の御用材で作ったお守りが会場に彩りを添えている。

百瀬所長は「コロナで花火大会が中止になった。諏訪ソノリティを通じて諏訪の祭りを身近に感じていただき、離れて暮らす遠方の人には諏訪を思い出してもらうきっかけになれば」と話し、支援者の協力に感謝していた。

カードの価格は1枚900~1400円。問い合わせは、さざ波の家(電話0266・52・3649)へ。

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