「御朱印」を集める土偶札所巡り人気

LINEで送る
Pocket

諏訪市博物館でもらえる「御朱印」と、モチーフとなった土偶3点

日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」を構成する諏訪地方6市町村を含む長野、山梨両県内の14市町村にある17施設を回り、オリジナルの「御朱印」33点を集める「三十三番土偶札所巡り」が人気を呼んでいる。「御朱印」は構成文化財をはじめ各施設所蔵の土偶などをモチーフに作成。「御朱印巡りで神社仏閣にありがたみを感じるように土偶にも縁を感じ、思いを寄せてほしい」と呼び掛けている。

2018年に指定された同遺産は「縄文ブーム」の後押しを受けているが、より多くの人を呼び込んで土偶の面白さを楽しんでほしいと、14市町村で構成する甲信縄文文化発信・活性化協議会で企画。近年の御朱印ブームに合わせて、土偶が持つ神秘性にもつながりも感じて考案した。各施設が自慢の土偶や顔の装飾付きの表情豊かな土器など1~3点をスタンプにして御朱印に見立てた。

新型コロナウイルスの影響で今月あたりから再開した施設ごとに順次「御朱印」の押印や配布を開始。井戸尻考古館(富士見町)はコロナ禍で通常より来館者は少ないが、1日2~3人ほどが「御朱印」を求めており、客層もいつもより若めという。小松隆史館長(49)は「土偶の個性はもちろん、施設に足を運ぶ中で、発掘された土地の雰囲気も感じてほしい」と話す。

押印は無料。専用の御朱印帳もあり、1冊1980円(税込み)。一部を除き各施設で購入できる。問い合わせは長野県教育委員会文化財・生涯学習課文化財係(電話026・235・7441)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP