諏訪圏工業メッセ開催方向 最終判断は持ち越し

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新型コロナウイルス感染症を受け、県内最大の工業見本市「諏訪圏工業メッセ2020」(10月15~17日、諏訪湖イベントホール)の開催の可否を判断する対策本部は25日、1回目の会合を諏訪市湖岸通りのホテル紅やで開いた。最終判断は7月下旬に持ち越すが、現時点では開催の方向。工業メッセ実行委員会事務局は開催した場合、同時入場者数を最大で3000人とすることなどを盛り込んだ感染防止のための対応指針案を示した。

指針案は10日に日本展示会協会が公表した新型コロナ対策のガイドラインを基に作成した。これによると、同時入場者の把握は入館者と退館者の人数を常時カウントできるシステムを構築して対応する。来場者には事前に登録してもらい、来場者見込み数の把握に努める。入場前にサーモグラフィーで検温する。試食による販売促進活動は中止する。自社ブースの利用者の情報管理も盛り込まれた。今後の感染状況や医療体制などを踏まえ柔軟に見直す。

開催の可否についての意見交換では、開催に積極的な意見と開催方向を理解しつつも慎重な見方の両論があった。

開催に前向きな委員は「主催者、出展者がしっかり対応すれば、来場者の感染リスクはかなり減らせるのでは」「経済活動へのリスクも考えるべき。工業、ITにたけた諏訪地域だからこそできる展示会の在り方『諏訪圏工業メッセモデル』を示せるのではないか」などと発言した。

慎重な考えの委員は「工業メッセで感染者が出たという事態を想定した対応策もしっかりと立てる必要がある」「実施したいとは思うが、関東、中京からの商談を目的としたお客さんがどれだけ来てくれるだろうか」「今はコロナが収束しきっていない。7月末までの状況を見ながら結論を出したい」などと述べた。

出展社数は、5月19日に開催した同実行委以降に参加申し込みや出展辞退が複数あり、6月23日現在で昨年より22社・団体少ない403社・団体、小間数は30.5小間(小規模展示コーナーの1社分を0.5小間とカウント)少ない540.5小間となった。

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