感染症対応へ避難所設営訓練 富士見町

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導入した資器材の設営方法を身につける職員

富士見町は26日、新型コロナウイルス感染症に対応する町職員の避難所設営訓練を町第二体育館で行った。災害時の感染防止策として今月急きょ導入したエアーテントをはじめ、避難所内の間仕切りや簡易トイレなど資器材の設営技術を身につけ、備えの意識を高めた。

全庁各課の職員を対象にした避難所設営の訓練は初めて。昨秋の台風時に初めて広域の避難勧告を発令した経験を教訓に防災強化に注力する中、ここで新型ウイルスの感染対策も喫緊課題として浮上。「町職員の対応力強化が不可欠」(町総務課)と資器材導入を機に、いち早く訓練につなげた。

同町はハード面の防災対策工事を進めると同時に、災害時の情報伝達設備の強化、避難所内でプライベート空間を確保できる間仕切りの購入など防災関連備品も拡充。今月はエアーテント(約20平方メートル)と組み立てが容易なテントを導入。災害時には救護所として新型ウイルス患者にも対応可能な構えを整えた。

訓練への参加は60人超と全職員の半数近くが集まり、「危機意識の高さを感じた」と町総務課。職員たちは、避難者を受け入れる際の手順や注意点、感染拡大防止に配慮した避難所内の設営方法などを確認し、資器材を繰り返し組み立てて、手順を覚えた。

町は今後、各地域にも感染症防止に配慮した避難所開設の技術を広めたい考えだ。

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