「ふれあいサロン」徐々に再開 諏訪市内

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約5カ月ぶりに再開した「くまさんの会」。手拭いを使って体をほぐす参加者たち=諏訪市の湖南地区公民館大熊分館

新型コロナウイルスの影響で活動を休止していた、諏訪市内の高齢者や地区ごとの集いの場「ふれあいサロン」が徐々に再開している。市社会福祉協議会によると、市内で活動中のサロンは75団体あり、2日現在、半数ほどが再開したという。高齢者の感染リスクと閉じこもりによる心身の不調の懸念に揺れながらも、感染防止策を施して再開を選ぶサロンが増えつつある。

市社協によると、2月下旬から休止するサロンが出始め、4月には大半が休止。市内の地区公民館分館で活動するサロンが多く、諏訪市が4月8日に区・自治会へ行事などの活動自粛を要請した影響もあった。要請は5月20日緩和され、「そろそろ集まりたい」という声も届き、6月ごろから再開し始めたという。

湖南大熊区の「くまさんの会」は3月から休止していたが、7月1日に再開。湖南地区公民館大熊分館にいつもより約10人少ない22人が集まった。アルコール消毒や換気、参加者の名前の記入、座席の間隔を空けるなどの対策を徹底。毎回、終了後に開く茶話会は中止し、通常より30分早い約1時間で終了。いつもは声を出して歌うが、マスク姿で鼻歌を歌う姿も見られた。

参加者からは「やってくれていいわ」「体や頭がほぐれた」との感想が聞かれた。上地千代さん(76)は「家にばかりいるので楽しかった」。事務局の金子綾子さん(74)は「いつもより会話が控えめだった」とし、「本当に最後まで開いていいか悩んだ。不安はある」と話した。

一方で、再開を見合わせるサロンも少なくない。理由は「高齢者が集まるのでまだ不安が大きい」「地区行事が中止になっているのでサロンを再開しにくい」など。湖南北真志野区の「北まじのふれあいサロン」は3月から活動休止が続く。参加者は80歳代が中心で、感染リスクを重く受け止めた。黒柳健二代表(75)は「帰省客が増える8月のお盆を越えても感染状況が落ち着いていれば、10月ごろから再開したい」と話す。

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