2020年7月6日付

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昨年11月からのW杯で低迷したノルディックスキー複合の渡部暁斗選手は来季に向けての準備として、オフシーズンにしっかり体を休めているという。昨年は練習のし過ぎから回復しないまま本番を迎えてしまった反省からだ。本紙の4月22日付に掲載されたインタビューで「自分の体を一度ゼロに戻すつもりでやる」と答えている▼新型コロナウイルス感染症の影響下で苦境にある観光を支援するために県が企画した県民向けの宿泊割引と観光クーポンの販売が好調だ。5月下旬から行っていた宿泊割引事業「県ふっこう割」による旅行商品の販売もずいぶん好評だった▼自粛、自粛の日々が続き、たまったストレスからの反動も大きいだろうし、あるいは先行き不透明な感染症の対応に追われて疲れた心身を癒やしたいという需要もあるだろう▼いずれにせよ、積極的に休息を取ることの重要性は渡部選手が話している通りだ。受け入れる側の観光業も苦闘が続くが、なんとかしのぎ切ってほしいと祈るばかりだ▼渡部選手は県出身アスリートが児童生徒へ応援メッセージを寄せる県教育委員会の企画に参加し「夢や目標というものは実は曖昧な存在です(中略)しかし、それに向かって皆さんが全力を尽くした日々は確かなもの」と子どもたちを励ましている。目まぐるしい毎日だが、休息を取りつつ、一つ一つ確かなものを積み上げることを心掛けたい。

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