商店街「そっと」彩る七夕飾り 諏訪市末広

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思いを込めて七夕飾りを作る末広連合商業会の関係者ら=6日、諏訪市

諏訪市の末広連合商業会(長谷川佳史会長)は6日、七夕飾りを作り、商店街の街路灯に取り付けた。例年約3000人の人出でにぎわう恒例の七夕祭りは新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止したが、夏の風物詩でもある末広の七夕飾りがないことに寂しさを感じる地域住民の声を受けて飾り付けることにした。例年よりも小さく、決して豪華とはいえないが、思いがこもった七夕飾りが完成し、街をそっと彩っている。

製作する商店主によると、60年以上続くとされる末広の七夕祭りが中止となったのは今回が初めてという。例年だと、長さ約10メートルの竹に長さ2~3メートルのカラフルな吹き流しなどを飾り付けて豪華に仕上げ、7月7日近くの金、土曜に祭りを開き、前後10日間ほど商店街を夏色に染める。祭り当日には多くの親子連れらが集まり、出店前では多くの子どもらが密集する例年の光景を踏まえ、5月上旬に中止を決定した。地域住民からは祭りの中止に理解を示す声が多かったものの「何もないのはやっぱり寂しい」という声もあった。祭りは商業会関係者だけでなく、地域住民も手伝って運営してきた。

「毎年楽しみにしている人たちのためにせめてできる範囲でいいので何かできないか」。そんな地域の声を受け、長谷川会長(49)らが改めて検討し、高さ約1・5メートルの七夕飾りを作った。製作には商店主やその家族ら約20人が集まり「少しでも地域の人に楽しんでもらえれば」と心を込めて作った。

街路灯に取り付けたほか、商店街内の「丸広」前にも七夕飾りを設置した。立ち寄った人に願い事を書いてくくり付けてもらう。10日ほど飾るという。

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