県警が夏山の遭難防止対策発表

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県警は7日、夏山シーズン(7~8月)の山岳遭難防止対策を発表した。新型コロナウイルス対策で休業する山小屋があるため、日帰り登山が増えると考えられる山域でのパトロールを実施する。登山者には山小屋の営業状況を確認するなどの事前準備を求めている。

登山者が増えるとみられる7月23日からの連休以降、8月の盆過ぎまでの対策を強化。北アルプスの涸沢には県警山岳遭難救助隊員が計26日間常駐する。今季はコロナ対策で常駐する隊員を減らす代わりに、日帰り登山が増えそうな山でのパトロールに隊員を充てる。八ケ岳連峰では茅野署員が6日間、中アは駒ケ根署員が4日間のパトロールを実施する。

その他には、主要な登山口約40カ所で相談所を設ける。警察署に配備したタブレット端末で遭難マップなどを表示して危険箇所を周知するほか、安全登山のための準備品や山行の注意点をまとめる「登山者安全対策用DVD」を新たに作り、登山用品店や山小屋に配布する予定だ。

県警山岳安全対策課によると、昨年の夏山シーズンの遭難は99件で、遭難者106人のうち死者は5人、行方不明者4人など。60代以上の遭難が増えているという。6月末までに今年発生した遭難はコロナ対策の登山自粛の影響により前年同期比47件減の63件、遭難者は同比55人減の68人となっている。

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