危険ブロック塀撤去へ 伊那市が実験動画公開

LINEで送る
Pocket

伊那市は、ブロック塀の倒壊による衝撃を実験する映像を動画サイト「YouTube(ユーチューブ)」で公開した。市は危険なブロック塀の撤去を進めるため、撤去工事に対する補助制度を設けており、映像を通じてブロック塀の危険性を知ってもらい、補助制度の利用につなげる狙いだ。

映像は1分30秒ほど。実際の解体工事現場で撮影した。ブロック塀は高さ2メートル、厚さ10センチ。危険性を分かりやすく伝えるため、倒れる場所に三輪車と一斗缶を置いた。重機を使ってブロック塀を押し倒すと、三輪車と一斗缶はぺちゃんこにつぶれ、衝撃の強さを物語っている。

市は「意図的に倒した映像だが、地震によって倒れた時も同様の衝撃が想定される」としている。

市は2018年6月に起きた大阪府北部地震で女児らが倒壊したブロック塀の下敷きになって死亡する事故を受け、同年9月に危険ブロック塀等撤去事業補助金を創設。公道に面した高さ60センチ以上のブロック塀などを対象に、10万円を限度に撤去工事に要する費用の2分の1を補助している。

市都市整備課によると、補助金の交付件数は18年度が34件、19年度が21件、20年度が14件(7月9日時点)。補助制度は21年度に終了予定となっており、積極的な利用を呼び掛けている。

同課は「ブロック塀の安全管理は所有者の責務。補助制度を利用して危険なブロック塀の撤去を進めてほしい」と話している。

問い合わせは同課(電話0265・78・4111)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP