下社「お舟祭り」 ちの・宮川一気の曳行

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魁町の鋭角カーブに曳き込まれる柴舟

魁町の鋭角カーブに曳き込まれる柴舟

諏訪大社下社の夏の遷座祭「お舟祭り」が1日、下諏訪町で行われた。御霊代(みたましろ)を春宮から秋宮へと遷(うつ)す真夏の伝統行事。遷座の行列に続き、御頭郷を務める茅野市の「ちの・宮川」地区の氏子によって、重さ5トンにも達する柴(しば)舟が町中心部を進み、沿道は祭りの熱気や華やかさに包まれた。

柴舟は休憩を最小限とし、豪快に曳(ひ)き続ける一気の曳行。春宮の出発こそ遅れたものの、魁町への曳き込みや大社通りの八幡坂などの難所を順調に進み、秋宮の鳥居をくぐったのは予定より1時間半近く早い午後4時10分ごろ。大社通りでは柴舟を豪快に横倒しにする「お舟返し」も見せた。御頭郷地区の大総代代表の柿沢照紀さん(74)は「一致団結でちの・宮川地区にふさわしい曳行ができた」と話していた。

国道20号から秋宮への通りでは、遷座祭に合わせて、町内の団体による「神賑(にぎ)わいのパレード」があり、にぎわった。夕方に雨に見舞われたが、全般に夏らしい好天だった。町の実行委員会によると、宵祭りを含めた2日間の人出は約7万人(31日約5万人、1日約2万人)。前年に比べて宵祭りは好天の日曜日で人出が増えたが、本祭りは平日で見物客が減った。

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