プログラミング学習、開始 伊那市内小学校

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タブレット端末を使い、算数の授業でプログラミングに取り組む伊那小5年生

小学校で今年度からプログラミング教育が必修になったことに伴い、伊那市内の小学校でプログラミング学習が始まった。伊那小では、本来2学期以降に行う単元を繰り上げて実施。16日は、5年生約110人がICT(情報通信技術)を活用しながら、算数の授業でプログラムの作成を体験し、論理的思考力を育んだ。

市教育委員会によると、プログラミング教育の導入に合わせ、教科書を補完する形で市独自の指導者用ガイドを作成。市の統一教材として活用し、5年生が算数、6年生が理科の授業を通して4時間ずつ実施する。学習では、物事を順序立てて考える論理的な思考力や問題解決力を身に付ける狙いがある。

この日の5年夏組の授業では、プログラミング学習用アプリを使い、キャラクターの動線で正多角形を描く課題に取り組んだ。タブレット端末の画面上で、「50歩動かす」「90度回す」などの指示を組み合わせてキャラクターを動かし、通った跡が線になって図形を作る仕組み。児童はさまざまな形の内角や、キャラクターを動かすための角度について計算。プログラムを作成しながら計算の誤りに気付き、解決方法を導き出す姿もあった。

プログラムを使って正十七角形を作った吉村奏甫君(11)は「考えながらやり続けるうちにいろんな発見があった。もっと図形を描きたい」と意欲を見せた。

指導者用ガイドの著者の一人、市ICT活用教育推進センターエリアコーディネーターの足助武彦教諭(60)=高遠中学校=は「試行錯誤できるのがプログラミング教育の特徴。自分たちで解決方法を探り、正解に近づく喜びがある」と話していた。

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