コロナ対応の避難所開設へマニュアル 飯島町

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飯島町の防災全体研修会で、コロナ禍における避難所の開設マニュアルについて町側の説明を聞く自治会長ら

飯島町は、災害発生時に円滑に対応できるよう指定緊急避難場所と指定避難所の開設マニュアルを新たに策定した。16日夜、自治会長を集めた防災全体研修会で示した。新型コロナウイルス感染防止対策を踏まえた内容で、原則2メートルの間隔確保など盛り込んだ。自治会側からは間隔確保の難しさを指摘する声が相次ぎ、町は8月末の地震総合防災訓練でマニュアルに沿った開設訓練を各自治会で実践してもらい、課題を今後の取り組みに反映するとして協力を求めた。

マニュアルでは避難所開設に必要な基本事項を整理。感染症対策として世帯間の間隔を2メートル確保する中で「3密」対策を図るとして、発熱など症状のある人は個室対応が望ましいとした。

また、事前に確認すべきこととして避難所以外への分散避難を「新たな避難の形」として要点を整理して明示。在宅のほか親類や友人宅、車中泊、ビニールハウスやテントなども活用し、3密を避けて感染リスクを防ぐ方法を自ら考えるよう呼び掛けている。

研修会では町側の説明を受けて、自治会側からは戸惑いの声が噴出。避難所となる自治会集会所のスペース的な課題から、間隔を取った場合に受け入れ人数が限られるとして、あふれてしまった人への対応など懸念を示した。

対して町はマニュアルに盛った「新たな避難の形」も組み合わせた「自助共助」で事前から対応するよう求め、8月の防災訓練で検証する中でさらにマニュアルを磨き上げていくと答えた。

町は開設マニュアルの策定に合わせて、以前からあった避難所運営マニュアルも改訂して、コロナ禍に沿った内容に見直した。

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