自分見つめ直す機会に エンディングノート

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エンディングノート書き方講座で自分の人生や周囲との絆に思いを巡らせる参加者

エンディングノート書き方講座で自分の人生や周囲との絆に思いを巡らせる参加者

伊那市社会福祉協議会は2日、人生最期の時期に備え、伝えておきたいことを書き留めておく「エンディングノート」の書き方講座を同市山寺の社協で開いた。6月から全5回行った講座の最終回。自分の思いから始まり、介護、医療、財産管理とテーマを設けて段階を踏みながらノートを作成してきた。最後は「葬儀と墓」について考えた。

講座は、市社協が同市の葬祭業フジサワセレモニーと連携して開いた初の試み。40~80代の11人が受講し、各分野の専門家から話を聞き、ノートの作成に取り組んできた。

この日は同社の唐木陽平取締役が、葬儀や墓の事情について説明。亡くなってから火葬、葬儀に至るまでのシミュレーションも行いながら、手順や必要な手続きなどを確認した。

同市中央区の女性(73)は「ノートをきっかけに、夫とも話しづらい部分について一緒に考えるようになった。そして、自分が健康でいることが大切と気付かされた。来月には孫が誕生するので、その辺りも新たな目標にしてノートを活用していきたい」と笑顔を見せた。

市社協地域福祉係の矢澤秀樹係長は「ノートを書くのが目的ではなく、自分の人生、そして家族や周囲との絆を見つめ直す機会にしてもらおうと企画したが、そのきっかけが作れたのでは」と話した。

反響も大きく、今後も同様の講座を開く予定。問い合わせは同市社協(電話0265・73・2541)へ。

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