2020年7月21日付

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洗濯用の粉の洗剤を買ってきて、いざ使おうと箱を開けたら、計量用のスプーンが入っていなかった。メーカーが入れ忘れたわけではない。箱をよく見てみれば、環境への影響に配慮してプラスチックのスプーンを付けていない旨が割と大きな文字で印刷されてあった▼明記はされていないが、今月から始まったレジ袋の有料化と同じく、これも海洋プラスチックを減らす取り組みの一つなのだろう。5日付の本紙「こども日報」では、レジ袋やペットボトル、ストローなどが屋外に放置されると雨や風で川に流れ込み、海にたどりついて、流れるうちに細かく砕かれて魚などの体内に入り、生態系を壊すこともあると説明されている▼今月6日付の本紙では諏訪湖の湖底からマイクロプラスチックが発見されたと報じられた。計量スプーンがなくなったことには少々戸惑ったが、海なし県でも人ごととは言っていられないようだ▼しかし、仕事柄転勤が多い方なのだが、引っ越した自治体によってごみの分別のルールが違い、プラスチックごみも含め「燃えるごみ」に分別される物が増えることもあって、本当に適切な対応がはっきりせず困惑する▼政府が、食品トレーなどの資源ごみのほかに歯ブラシや文房具などのプラ製品も一括回収して、リサイクルを推進する法律を検討中との報道もある。プラごみとの付き合い方が良い方向に進むのか、注視したい。

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