河川氾濫に備え 天竜川で急流救助訓練

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流された要救助者の救出に向かう隊員

諏訪広域消防特別救助隊は20日から、今年度の急流救助訓練を岡谷市川岸東の天竜川左岸で実施している。河川での水難事故や近年頻発している豪雨災害に伴う河川氾濫に備え、3日間の日程で実践的な救助訓練に取り組んでいる。

特別救助隊は同消防本部の組織改編に伴い2015年発足し、岡谷消防署に配属されている。隊員18人で構成し、管内の通常救助のほか、水難事故や山岳事故、生物・化学災害などに対応する。昨年は、河川や諏訪湖などで起きた水難事故に10回出動した。

20日は隊員6人が参加。流水下での基本泳法や救助用ロープを投げる練習を行い、流された要救助者の救助活動にも取り組んだ。隊員らは急流に流される要救助者役の隊員に泳いで近づき、抱えて救出した。星野卓也隊長(41)は「川の流れが想定以上に早く、より実践的な訓練になった。きょうの経験を生かし、有事に備えたい」と話した。

水難事故の多くは夏場に発生していることから、同消防本部消防課は「川や湖に近づくときは十分注意するとともに、大雨のときは水辺に近づかないように」と呼び掛けている。

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