オンラインで開催 今年の井月さんまつり

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井上井月顕彰会は20日、9月12日に予定している第8回千両千両井月さんまつり(同会、実行委員会主催)をオンライン開催することを発表した。研究者や俳人、ゆかりの人たちを遠隔会議システム「Zoom(ズーム)」で結んで講演やシンポジウムを行い、海外を含む全国どこからでも視聴・参加できるようにする。

新型コロナウイルス感染拡大防止のために集会型での実施が困難となり、オンライン開催に切り替えた。この日のオンライン会見で北村皆雄会長(77)は「これまでのシンポジウムはかなり専門的な内容だったが、全国に配信する今回は、井月の入門的な要素も含める。今までとは違った形で井月を広めることができるかもしれない」と期待した。

今年の井月さんまつりは「漂泊の俳人 再考」がテーマで、芥川龍之介の主治医で、芥川の働きかけで「井月の句集」を出版し、井月を初めて世に出した文人医師、下島勲(俳号・空谷)を取り上げる。井月の生き方に関心を示していた芥川とともに、空谷が井月をどう評価していたかを探る予定だ。

会見では、井月さんまつりの開催に合わせ、空谷の生涯一冊の句集「薇(ぜんまい)」が、空谷のおいの下島大輔さん(82)=駒ケ根市=によって記念復刻されたことも発表した。

井月さんまつりへの参加登録は同顕彰会のホームページで8月31日まで受け付ける。登録者には9月に参加に必要な情報がメールで届く。当日は動画投稿サイト「You Tube(ユーチューブ)」でもライブ配信する。問い合わせは同顕彰会(電話0265・98・0117)へ。

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