GoToトラベルきょう開始 諏訪地方対応

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国の観光需要喚起策「Go To トラベル」キャンペーンが22日に始まる。開始日の繰り上げや東京都の除外、キャンセル料の補償など制度が二転三転する中でスタートを切る。諏訪地方の宿泊施設、観光施設でも予約者からの問い合わせやキャンセルの連絡などが続いている。旅館関係者は「対応策が国からきちんと示されない中で対応には苦慮している。これまでの感染防止対策を徹底してお客さまを迎えたい」と話す。

茅野市蓼科と諏訪市湖岸通りに3施設を経営する親湯温泉(茅野市)は22日から、申請時に必要な書類の書き方をサポートするキャンペーン向けの「お客様サポートデスク」を設ける。柳澤幸輝社長は「お客さまの不安にしっかり寄り添うことが大事」とデスク設置への思いを語った。

蓼科温泉旅館組合(茅野市)によると、キャンペーンで東京発着を対象外とする方針が示されて以降、18日までに加盟13軒で計1800人のキャンセルが出たという。同組合は「宿泊施設も政府に振り回されている。情報不足で宿泊予約した方々も不安を抱えている」と訴えた。

諏訪市湖岸通りに宿泊施設が集中する上諏訪温泉でもキャンセルは出ているが、一部の施設では東京からの予約客のキャンセル分を埋める予約があり、「大きな影響はない」(ホテル紅や)、「キャンセルは出たが予約も入っている」(ホテル鷺乃湯)という。制度に対する問い合わせへの対応には、詳細な部分で国から指針などが示されておらず、苦慮することがある。6月以降は県の観光キャンペーンで県内客を中心に宿泊は回復してきているが、22日以降は県外客の割合が増える見込みで、旅館関係者は「感染対策を含め、より一層気を引き締めていかないといけない」と語った。

18日に営業を再開した観光施設「SUWAガラスの里」(諏訪市豊田)を経営する信州諏訪ガラスの里の岩波尚宏社長は「諏訪の観光施設の来場者は宿泊客の増加によって増える。感染症の拡大で東京都が対象外になったのは理解できる。時期をずらした上で東京の皆さんの旅行を後押しする施策をお願いしたい」と話した。

諏訪市郊外の霧ケ峰にあるドライブイン「霧の駅」でソフトクリーム店を経営する浅沢圭二郎さんは「GoToトラベルキャンペーンはいろいろあってもやってもらえてありがたい。ただ、感染拡大の心配を一方では考えてしまう」と語った。

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