「Go To トラベル」始まる 上伊那地方

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国の観光支援事業「Go To トラベル」が22日から始まり、迎えた4連休初日の23日、上伊那地方は雨模様となり、各観光地とも人出は少なく落ち着いた様子を見せた。23日には東京都内で新型コロナウイルスの感染者が300人を超えるなど感染が再拡大。人出の少なさは天候だけに限らず、感染への警戒感が影響をもたらしているものとみられている。

木の実を使った工作を楽しむ家族連れ=伊那市の農業公園みはらしファーム

□みはらしファーム

伊那市西箕輪の農業公園「みはらしファーム」の駐車場には地元をはじめ、神戸や大宮など他県ナンバーの車が並んだ。このうち静岡県浜松市の30代男性は一家4人で訪れ、木の実を使った工作を楽しんだ。6月から長野県内への旅行計画を立て始めた竹下さんは「東京から遠く感染リスクが少ない地域を考えた結果、伊那谷になった」といい、「初めて訪れたが、いい所。山を見たいので晴れてほしい」と願った。

公園事務所によると、来場者には万一の感染に備えて連絡先の記帳を求め、「手指の消毒やマスク着用をお願いしている」という。

バス乗車前に検温を受ける乗客=駒ケ根市菅の台バスセンター

□駒ケ根高原

中央アルプス玄関口の駒ケ根市駒ケ根高原の菅の台バスセンターは、例年であれば最盛期を迎えて混雑するが閑散。普段のにぎわいがない中、検温を受け、指先消毒をする乗客の姿が見られ、愛知県刈谷市の20代男性は「今まで遠出を控えていたが、感染が広がっていない地域で安全と思い来ることにした。自分自身慎重に行動したい」と話した。

ロープウエーとバスを運行する中央アルプス観光の担当者は「雨とコロナの影響で乗客は例年と比べ一握り。感染拡大で自粛ムードが再燃している雰囲気もあるが、梅雨明けに期待したい」と話した。

雨のために客足が鈍かった大芝高原の味工房ガレットカフェ

□大芝高原

南箕輪村の大芝高原では、雨のため、屋外で過ごす人の姿はまばらだった。味工房ガレットカフェへの客足も鈍く、「コロナ禍もあり、今夏の客足は読めない」と楠好延店長。カフェで職場仲間と談笑していた伊那市の30代男性は「感染する不安があるので連休は県外に出ず、地元でのんびり過ごしたい」。

大芝荘の宿泊予約は、新型コロナ感染の全国的な再拡大に伴い、「関東圏からのキャンセルが出る一方、県内の予約が入ってきている」と唐澤良平支配人。キャンプ場や木造コテージの利用予約も「そこそこ入っている」といい、「コロナ感染者が出ないよう努めていきたい」と述べた。

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