全力尽くす 南信地区高校陸上競技大会

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無観客で行われた代替大会の男子1500メートル予選で力走する選手たち=伊那市陸上競技場

県高校総体代替大会の南信地区高校陸上競技大会(県高体連など主催)が24日、伊那市陸上競技場を会場に2日間の日程で始まった。多くの3年生にとって、今シーズン最初の大会が高校最後のレースとなり、短距離種目にエントリーした女子生徒は、ウオーミングアップをしながら「緊張する」と何度も口にした。

新型コロナウイルス対策で実施する全国高校リモート選手権大会の指定大会としての開催。大会運営面でも感染防止を徹底し、無観客で行った。初日は男女合わせて20種目の予選・決勝と、男女の混成競技の前半を行った。競技場のフェンスには各校の横断幕がびっしりと飾られ、いつも通りの大会風景が広がったが、がらんとした観客席には号砲とアナウンスの声だけが響いていた。

開会式は選手を整列させずに行った。会場長を務めた高遠高校の近藤信昭校長は「競技ができるのは大勢の方々のおかげ。皆さんが感謝の気持ちを持って、精いっぱい頑張る姿は、支えていただいている周りの皆さんにも勇気と希望を与える。全力を尽くそう」と呼び掛けた。

選手宣誓で「コロナウイルス感染症が拡大する中、大会を開催していただけたことに感謝し、正々堂々戦い抜く」と誓った上伊那農業高校3年の羽場圭汰さん(17)は、大役を終えて、「初めて部長らしいことができたかな」と笑顔。自身は中長距離の選手で、「短距離の3年はこれで引退だが、長距離のメンバーにはまだ高校駅伝がある。きょうのレースは通過点。一番の目標は駅伝で勝つこと」と前を見据えていた。

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