岡谷図書館納入図書の装備請け負い ソレイユ

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岡谷図書館に納入される本にフィルムを貼る利用者ら

岡谷市長地小萩の障がい者就労支援B型事業所「ソレイユ」は4月から、笠原書店(同市塚間町)からの発注で、市立岡谷図書館に納入する図書の装備を請け負っている。事業所利用者が、本を保護するための透明フィルムを1冊ずつ貼り付け、1週間に30~40冊を仕上げている。

今年度から、装備を含めた図書を岡谷図書館に納入することになった笠原書店が、障がい者施設を応援しようと声を掛けたことがきっかけ。納品前に行う装備のうちバーコードなどの貼り付けは同店が担当し、ソレイユがフィルム貼りを行っている。

フィルムをきれいに貼るには技術が必要で、ソレイユでは、図書館職員から指導を受けて4月のスタートまでに1年近く練習した。現在は利用者3人が週1~2回、2時間ほどずつ同店で作業。回を重ねて手際が良くなり、3カ月たった今では、同店が図書館に納める本の約7割を占めるまでになったという。

「きれいに貼るのは難しいけど、自分が貼った本が図書館に並ぶのはうれしい」と利用者の女性。担当職員は「新型コロナウイルスの影響で休止となっている作業もあり、通年で安定した仕事はありがたい。難しい作業だからこそ利用者の自信につながるので、今後も続けていけたら」と話した。

笠原書店の笠原新太郎社長は「地元の書店と障がい者施設が連携した本が公共図書館に届くこの形が、モデルケースとして広がれば」と期待。岡谷図書館では「施設の仕事が増え、障がい者のやりがいにつながることはうれしい」としている。

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