若者の自主性育む 伊那市社協が中高生講座

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大学生と懇談し、自分の考えを語る生徒

大学生と懇談し、自分の考えを語る生徒

伊那市社会福祉協議会は3日、中学生と高校生を対象に、地域の課題を通して社会参加や生き方について考える講座を同市山寺の市福祉まちづくりセンターで開いた。ボランティアにつながる若者の自発性、自主性を育もうと初めて企画し、8人の生徒が参加。キャリアや主権者教育に取り組む都内二つの学生グループと懇談し、問題意識を持って積極的に取り組む学生の姿から「自分自身の考えで行動する」大切さを学んだ。

学生グループ「manma(マンマ」と「僕らの一歩が日本を変える。」のメンバーが、外から見た視点で上伊那地方の魅力や課題を指摘。生徒たちは耳を傾け、今の自分の生活や将来に目を向けた。

懇談は政治や進路、地域のことなど幅広い内容に及んだ。生徒からは「商店街にどんな店があるのか、あまり知らない。今度伊那まつりで商店街に行くので面白そうな店を調べたい」「都会は色々とそろっていて便利だと思うけれど、買い物に行くくらいがちょうどいい」「政治は金の部分が気になる」など、さまざまな意見が出た。

学生と触れ合いを深める中で、近い将来の自分の姿も思い浮かべた生徒たち。上伊那農業高校1年の小野沢りんさん(15)は「自分の意思で社会参加をしていきたいと感じた。まずは地元のことをもっと知りたい」と話した。同市高遠中学校3年の石川花音さん(14)も「地域貢献は自分のためにもなると思う。将来のことは分からないが、今は学校でも取り組む高遠町のPRなどに協力できれば」と意欲的だった。

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