詩人まど・みちおの世界 イルフ童画館

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詩と絵画作品で、まど・みちおの世界を紹介しているイルフ童画館の企画展

岡谷市のイルフ童画館で、企画展「まど・みちお展」が開かれている。童謡「ぞうさん」などの作詞を手掛け、多くの作品を残した詩人まど・みちお(1909~2014年)の生涯を直筆原稿や写真などの資料で振り返り、絵画作品を紹介している。8月31日まで。

まどは山口県周南市出身。なじみ深い「一ねんせいに なったら」「ふしぎな ポケット」「やぎさん ゆうびん」など、104年にわたる生涯で2000を超える詩を残した。岡谷市上の原小学校の校歌も作詞。児童雑誌の編集者として武井武雄とも関わっている。

展覧会では、童謡「いぬのおまわりさん」の作者として知られる先輩詩人の佐藤義美が、まどが書いた詩の一部を知らないうちに直したことから、今歌われている三拍子の童謡「ぞうさん」が誕生した―などの裏話を紹介。「一ねんせいに なったら」の詩を何度も練り直した跡が残る創作ノートなどを展示している。

児童雑誌の編集者時代に描いた「武井の影響がみられる」(同館)という雑誌のカット、50歳代初めに多くを描いた「ぞう(さん)」などの抽象的なタブロー画といった絵画作品も並んでいる。

同館は「資料からは、どうすれば子どもに伝わるか、言葉を選び抜いて精査している様子がよく分かる。心の中の宇宙を表現したような絵画と合わせ、まどの広い世界を楽しんでほしい」と話している。

開館時間は午前10時~午後5時。水曜休館。問い合わせは同館(電話0266・24・3319)へ。

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