お舟祭りへ人形作り 下諏訪の保存会

LINEで送る
Pocket

骨組みにわらを巻き付けて人形を作る会員たち

下諏訪町内の有志でつくる「人形保存会」は26日、諏訪大社下社の夏の遷座祭「お舟祭り」に向けた人形作りを秋宮で行った。新型コロナウイルス感染症対策のため、今年はハイライトの柴舟は奉賛しないが、例年柴舟に乗せている人形2体は柴舟に見立てた行列で運ぶ。会員26人がわらを骨組みに巻き付けて人形を作り、祭りの準備を整えた。

お舟祭りは御霊代(みたましろ)を春宮から秋宮に遷(うつ)す神事。薙鎌(なぎがま)や錦旗に先導された遷座の列が町中心街を進み、例年は「翁(おきな)」と「媼(おうな)」の人形を乗せた柴舟が続く。今年は大社神職、お舟祭りに奉仕する御頭郷の役員などでのみ行列をつくる。

人形の大きさは高さ2.4メートル、胴回り66センチ、頭周り59センチ。会員たちは十字に組んだサルスベリの木を骨組みに、メジャーで寸法を測りながらわらを巻き付けた。手際よく麻縄を結んで固定し、はみ出したわらをはさみで切って形を整えた。

同会の武田仁志会長(71)=同町東山田=は「今年はコロナで初めてのことだが、やらないわけにはいかない。コロナが収束することを祈って運びたい」と話していた。

おすすめ情報

PAGE TOP