上伊那の刑法犯件数 県内最高の増加率

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上伊那地域で今年1月から6月末までに発生した窃盗や暴行、詐欺などの刑法犯の認知件数が昨年同期と比べて75・8%増加したことが、県警のまとめで分かった。増加率は県内10地域の中で最も高い。上伊那地域を管轄する伊那、駒ケ根両署は防犯の徹底を呼び掛けている。

県警によると、上伊那8市町村内で2020年1~6月に発生した刑法犯の件数(暫定値)は443件。19年同期より191件増加した。

市町村別で見ると、飯島町を除く7市町村で増えた。伊那署管内(辰野町、伊那市、箕輪町、南箕輪村)では、辰野町が67件で45件(204・5%)増え、箕輪町も61件で43件(238・9%)の増加。同署によると、同一人物によるものとみられる犯行が管内全域で相次いだケースがあり、件数を押し上げる一因になっているという。駒ケ根署管内(駒ケ根市、飯島町、中川村、宮田村)でも宮田村が26件で19件(271・4%)の大幅増となった。

8市町村ではいずれも、空き巣など住宅で金品が盗まれる犯罪が発生。居住者が寝ている間に犯人が侵入するケースもあった。両署は「戸締まりをきちんとするようお願いしたい」としている。ただ、夏の暑い夜には風通しを良くするために窓を開けて就寝する人も多い。伊那署は、開いた状態でも窓を動かせないようにする補助錠の活用を促している。

県内の今年1~6月の刑法犯認知件数は3461件。昨年同期比で732件(17・5%)減った。県内10地域別では減少が7地域、増加が3地域。増加は上伊那地域のほか、上田地域(上田市、東御市、小県郡2町村)と木曽地域(木曽郡6町村)。上田地域は353件で19件(5・7%)増加。木曽地域は31件で11件(55・0%)増えた。

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