御柱祭で着用、騎馬大将の衣装を寄贈

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下諏訪町に寄贈された騎馬大将の衣装

下諏訪町東赤砂の関章彦さん(59)一家は、2004(平成16)年の諏訪大社式年造営御柱大祭(御柱祭)で、同町第三区の騎馬行列大将に選ばれた当時9歳の次男、拓哉さん(25)が着用した衣装一式を町に寄贈した。28日、章彦さんの妻で拓哉さんの母親の眞知子さん(59)が町役場を訪れ、はかまや着物など計9点を青木悟町長に手渡した。衣装は近日中に町観光施設「おんばしら館よいさ」に展示する。

同区の騎馬行列は同町一区の騎馬行列と共に町無形文化財に指定されている。眞知子さんによると、拓哉さんの衣裳は家庭で用意した。同区区長や大社大総代を経験した拓哉さんの祖父の故賢太郎さんが着物、はかまのほか、じゅばん、陣がさなどを、京都の寺社仏閣用衣装の製作販売店で仕立てた。

新型コロナウイルス感染症の影響で在宅時間が長くなった眞知子さんが、しまってあった衣装を出した。今年12月に七回忌を迎える賢太郎さんに喜んでもらうためにできることを家族で検討し、町への寄贈を決めた。眞知子さんによると、仕立てた衣装を着て騎乗した拓哉さんの姿を、賢太郎さんはとてもうれしそうに見ていたという。

眞知子さんは「うちにとって宝物なので寄贈はとても悩んだが、よいさに飾ってもらい多くの人に見てほしい」。青木町長は「関家の思い出の一こまで貴重なもの。多くの人に見てもらえるようにしたい」と話した。

町によると「おんばしら館よいさ」には8月上旬ごろから展示する。

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