自分で考え実践する力を 飯島中1学期終業式

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終業式を終え、各教室で通知表を受け取った飯島中学校の1年生

飯島町飯島中学校で29日、上伊那地方で最も早く1学期の終業式が行われた。感染が再び拡大するコロナ禍の不安の中で、子どもたちの夏休みが始まる。

約240人の全校生徒が学校体育館に集まった飯島中の終業式。間隔を確保して整然と開き、生徒代表の3人が1学期を振り返って発表した。

新型コロナウイルス感染防止に伴う休校の影響で、学校に慣れるまで大変だったと話した3年の酒井亮輔さん。修学旅行や、所属する吹奏楽部で金賞を目指してきたコンクールが中止になったことに触れて「とても残念。一つ一つの行事が価値を持っていると実感した」と悔しがった。一方で9月の定期演奏会は開けるようになったと声を弾ませ、「特別な意味を持つ演奏会。演奏できる喜びを感じて練習したい」と前を向いた。

1年の鈴木琉伊さんは「入学してすぐに休校になり、退屈で寂しい日が続いた。学校が再開して改めて授業を受けられる大切さを感じた」と話し、2学期は勉強と入部したサッカー部の活動を両立させると意欲を語った。

2年の牛越あいさんは、読解力の向上に取り組み、苦手の国語を克服したとし、「部活動でも1年生の見本になりたい」と述べた。

講話で横山英志校長は「これまでに経験したことのない1学期。2学期になってもコロナを気にしていかなければならないだろう」と語る中で、「このような状況下で落ち着いて生活する皆さんのことを誇りに思う。さらに今後は自分で考え実践する力を身に付けて」と呼び掛けた。

横山校長は8月に代替大会が開かれる中学総体に向けた壮行会が行えない状況にあることにも触れ、自ら音頭を取って出場する生徒を激励。全校で拍手して健闘を祈った。

同校は当初28日間の夏休みを予定していたが、休校の影響で20日間に短縮した。

上伊那地方の小中学校では31日を中心に8月7日までに終業式が行われ、例年に比べ短い夏休みに入る。

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