福祉避難所感染予防に配慮 南箕輪で運営訓練

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新型コロナ感染症予防策として、ベッドの周囲にシートをつるす訓練に取り組む参加者ら

県社会福祉協議会は30日、大規模災害時に福祉避難所などで被災者支援に取り組む「県災害派遣福祉チーム」を対象に、コロナ禍での福祉避難所の運営訓練を南箕輪村内で開いた。参加者らは防護服を着用しての間仕切りの設置、被災した高齢者や障がい者らへの対応を検討するワークショップなどに取り組み、被災者の安心と安全を担保できるような、感染予防に配慮した支援活動の在り方を探った。

同チームは昨年発足し、登録者は県内の福祉専門職ら約120人。訓練は研修の一環で実施し、約30人が参加した。参加者は、防護服やマスク、フェースシールドを装着。段ボール製のベッドの組み立てなどに取り組んだ。「現場にある備品を活用する」感染予防策として、ベッドの周囲を段ボールで覆ったり、シートを垂らしたりすることにチャレンジ。作業を終えた参加者は、着慣れない防護服に「暑くて長時間は厳しい」と漏らした。

ベッドの配置場所や体調不良を訴える人を収容する場所、車いす利用者の生活環境改善に向けた動線なども検討。密集を避けるために各世帯の間隔を空けることなどを考慮した。参加者は「いざという時への心構えができた。職場に持ち帰り、学んだことを伝えたい」などと話した。

この日は、県内の社協職員を対象にした、災害ボランティアセンターの運営支援訓練も実施。コロナ禍で、県外ボランティアが被災者に敬遠されることを想定し、県内ボランティアの力を集約するための方法なども考えた。

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