いつもの街が別世界に 上伊那ロケ地の映画が相次いで公開

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上伊那地方がロケ地となった映画が相次いで公開される。伊那市などで撮影された「俳優 亀岡拓次」は27日から、ロケ地の一部ともなった同市荒井の伊那旭座で公開。同日午後12時15分から同館で横浜聡子監督が舞台あいさつする。3月19日からは伊那市、箕輪町、宮田村で撮影が行われた「僕だけがいない街」も同館で上映が予定されている。

「亀岡拓次」は酒を趣味とする脇役俳優に突然のチャンスが訪れるというコメディー。安田顕さんが主人公を演じ、諏訪地方と伊那市でロケが行われた。

伊那市でのロケは山形県の街中の設定。主人公らがネオン街を飲み歩き、酔っ払う場面として撮影された。入舟のアーケードや大正橋周辺などが登場し、映画館に行くシーンで伊那旭座が使われた。撮影は昨年4月で市民ら22人がエキストラ出演。横浜監督は「普段慣れ親しんだ街の風景も、映画に映ると別の世界に見えてくる。魅力あふれた長野を旅する亀岡拓次にぜひ会いに来て」とコメントを寄せた。

「僕だけがいない街」は藤原竜也さん、有村架純さん、及川光博さんらが出演するミステリー。現代から過去にタイムスリップした主人公が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止める。

メーンロケ地として伊那小学校が使われ、同小児童67人が主人公の同級生役などでエキストラ出演。撮影は9月の連休中に行われ、子どもたちは休み返上で協力した。

県営伊那球場周辺、大萱市営住宅のほか、箕輪町の上ノ平城跡、宮田村のJR宮田駅前通りでも撮影が行われ、市内外の約50人が昼夜に渡ってエキストラやボランティアとしてロケを支えた。

両作品とも伊那谷フィルムコミッション(伊那市)が撮影支援。古くから残る町並みなどが監督の目に留まるなどして、ロケ地に決まった。

伊那旭座の田畑弘司代表は「地元で撮影された映画。多くの人に見てほしい」と話している。舞台あいさつや上映に関する問い合わせは伊那旭座(電話0265・72・2188)へ。

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