2020年8月1日付

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きょう8月1日は水の大切さを考える「水の日」。生活水準の向上と経済発展につれて水需要が高まっていた1977年、当時の国土庁が水資源の有限性、水の貴重さ、水資源開発の重要性について関心をもってもらおうと制定した記念日▼地表の3分の2が水で覆われ、宇宙から見るととても青く「水の惑星」と言われる地球。地球上には約14億立方キロメートルの水があるのだが、淡水はわずか3%。生活に利用可能な水にいたっては0・01%にすぎない▼日本の年間降水量は約6400億立方メートルとされ、そのうち約36%が蒸発し、利用可能なのは約4100億立方メートル。実際の日本の年間水使用量は約800億立方メートルで、このうち飲み水や料理、洗濯、トイレなどの生活用水として使われているのはごくわずか。3分の2は食糧を生産するための農業用水として使われている▼戦後の高度経済成長や人口増加により増大した水利用は、近年では生活用水利用は横ばい、工業用水も回収利用が促進され、全体的に減少傾向。一方で健康ブームや東日本大震災を機にミネラルウオーターとしての利用が急拡大しているそうだ▼世界に目を向けると地球規模の人口増加による水不足は深刻。地球温暖化による海水面上昇も水不足に拍車をかけているのだという。蛇口をひねればいつでも使える水だが、水に関していかに恵まれた国に暮らしているかを実感すべきなのだろう。

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