安全安心な農産物PR 大芝高原で火曜の朝市

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農薬や化学肥料を使わずに栽培された農産物が並んだ「火曜の朝市」

南箕輪村大芝高原の味工房は4日、環境保全を意識し耕作する農家らが毎週火曜日に出店する青空市場「火曜の朝市」をスタートさせた。初日は、上伊那地方の生産者ら5組が出店。農薬や化学肥料を使わずに栽培した、こだわりの農産物などを対面販売。環境にも人体にも優しい「安心・安全な農産物」の魅力を、来場者たちにPRした。

ズッキーニ、ジャガイモ、インゲンマメ、食用に栽培したハーブの花を混ぜた塩…。店頭に並んだ農産物はいずれも、農薬や化学肥料を使わずに栽培されたもの。海外の品種など珍しい野菜もそろった。出店者たちの個性あふれるラインアップに、来場者たちは「変わり種がいっぱい」と興味津々で見入った。

対面販売の魅力は、出店者と客とのやりとりを楽しめること。同村の「momoG farm」は、熟す前のトマトを販売する際に、筋肉増強効果があるとされるトマチジンが含まれていることや調理方法などを伝えた。伊那市から来場した女性は「安心安全に気を使っているし、珍しい野菜もいろいろ。今後も足を運びたい」と喜んでいた。

味工房は、生産者と来場者とがつながることのできる機会として朝市を企画。ファンの獲得につなげてもらえればと生産者たちに期待する。朝市のコンセプトは「未来へつながる 地元産」。村が6月に出した、気候非常事態宣言の趣旨を前面に押し出す。地産地消による農産物の輸送距離の削減、出店者の化学肥料や農薬を低減する取り組みなどを通じ、温室効果ガス排出の削減につなげたい考え。

企画した村地域おこし協力隊の小松朋世さん(35)は「継続開催し、多くの人に知ってもらうことで、地域の日常として定着させることができれば」と意欲を見せる。

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