新型コロナ警戒 佐久、上田、北信レベル3

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警戒レベル引き上げについて会見で説明する阿部知事=4日、県庁

県は4日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を県庁で開き、感染が広がっている佐久、上田、北信の3圏域について、県が独自に定めた感染警戒レベルを2(域内感染発生期)から3(域内まん延期)に1段階引き上げ、「新型コロナウイルス警報」を発令した。県はクラスター対策チームによる感染拡大防止や積極的な検査の推進などに取り組む。

直近1週間(7月27日~8月2日)の10万人当たりの新規感染者数が佐久2.44人、上田2.08人、北信8.52人となり、レベル引き上げの基準の1.2人を超過したことなどによる。

県は今後これらの地域で感染が発生した施設に、医師らでつくる専門のクラスター対策チームを派遣して感染の封じ込めを図り、感染リスクの高い医療・介護従事者などは症状のない人にも検査を拡大、業界ごとのガイドライン周知を強化するなどの対策を進める。

阿部守一知事は同日の会見で「十分に対策されていれば通常の買い物や交通機関、オフィス等で感染が拡大する状況ではない」としながらも、基本的な感染防止対策の徹底や県の取り組みへの協力を住民に求めた。

県全体の直近1週間の10万人当たりの新規感染者数は1.32人で全国31番目。県内の圏域別では上伊那1.11人、諏訪1.04人、松本0.95人、南信州0.65人、長野0.38人、木曽と大町0人。

阿部知事は第1波の時期と比べて医療提供や検査の体制が拡充されている点を説明。諏訪地域や伊那地域で医療従事者の感染が判明した際もクラスター発生を防ぐために検査対象者を広げた事例を挙げ、今後も感染者と接触した恐れや風邪症状のある人に対して、弾力的に検査していく考えを示した。

さらに阿部知事は感染者や家族への誹謗中傷を「絶対にあってはいけない」と改めて強調。「誰もが感染する可能性があり、とがめられるものでは決してない。うわさ話やSNSで不正確な情報を出すことはやめてもらいたい。本当に傷ついている方がいる」と話した。

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