諏訪湖スマートICアクセス道路 県がルート案

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岡谷市と諏訪市にまたがる中央道諏訪湖サービスエリア(SA)への諏訪湖スマートインターチェンジ(IC、仮称)整備計画に関する説明会が4日夜、諏訪市豊田の有賀公民館で開かれた。県は諏訪湖畔と有賀峠を結ぶアクセス道路の諏訪市側ルート案を提示し、2023年度末の供用開始に向けたスケジュールを説明した。

アクセス道路は県道岡谷茅野線(岡谷市湊)と県道諏訪辰野線(諏訪市豊田)を結ぶ新設の県道。全長は2.4キロで基本的な幅員が7.5メートル。説明会では岡谷市側1.4キロに続き、諏訪市側0.3キロのルート案が示された。取材に対し諏訪辰野線の接続部分は「検討中」(県)とした。

このうち、県はSA山側の信州技研付近から鉄塔までの900メートル区間を詳細に説明し、掘り割りや切り土、盛り土をして整備するとした。SAへと続く上り線アプローチ道路とアクセス道路の間に生まれる区域(最大幅25メートル×長さ150メートル)にチェーン着脱場などの道路施設を設ける考えも示した。

市は「10年確率降雨量を採用」し、神子沢から下流の新川につなぐ排水計画を発表した。神子沢と雁子沢、南沢の分水ますを新設し、増水時は水を分散する。計画流量は神子沢が毎秒5.3トン、南沢が毎秒5.4トン、雁子沢が毎秒2.1トン、このほかボックス16排水路が毎秒1トンとした。

説明会には有賀区民と地権者ら約70人が出席。資料と議事録の区への提出や、水路整備の前提となる降雨量を明確に示すよう求めたほか、水路管理への不安や、上流域を含めた土砂災害対策を訴える声もあった。県側は「道路が災害を助長しないように設計する」と語り、防災に関わる砂防や治山、森林整備などについて地元と協議しながら対応していく意向を示した。

県は今後、用地幅杭を設置し、用地取得に向けた手続きに入る。市はアプローチ道路の用地取得を進め、今年度中に一部工事に着手する方針だ。 

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