農山村の自然風景 諏訪で小林さん写真展

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県内の農山村を中心に四季折々の風景を撮り続ける小林さん

県内の農山村を中心に自然と人々の営みを撮り続ける小林睦和さん(73)=松本市=の写真展「ふるさと」が5日、諏訪市原田泰治美術館内のギャラリーさざなみで始まった。1998年から2018年までに撮影した四季折々の風景を30点展示。県内を中心に山梨、新潟県を写した作品から、見る人は懐かしさを感じているようだ。30日まで。

古里の美しさを描く画家原田泰治さんと共通点のある作風から、12年に初めて同館で個展を開催。今回で4回目となる。小林さんは高校生で写真を始め、東京写真大学(現・東京工芸大学)に進学。1971年から松本市の百貨店に勤め、広告写真を担当した。都会に出たのを機に信州の自然の豊かさが身に染みたといい、25年ほど人と自然が織り成す情景をライフワークとする。仕事の傍ら、写真講師を務めたり、個展を開いたりして、62歳で退職。現在も古里の風景を撮り続けている。

展示作品は春から冬まで季節の移ろいに従って並べた。昔は黄金色の稲穂が広がっていた田畑に白いソバの花が増えたという大町市の風景や、残雪の北アルプスを背に咲く花や鉄道を写した初夏の白馬村、祖父母のジャガイモ掘りを手伝う孫の姿を収めた箕輪町の光景などが切り取られている。

小林さんは撮影地に何度も足を運び、そこに住む人と交流しながら作品を表現するという。「写真で長野の原風景を残したい」と話していた。

6、10日と毎週土日曜に在廊予定。問い合わせは同館(電話0266・54・1881)へ。

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