黙とう、不戦の誓い 茅野市が平和祈念式

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原爆犠牲者の冥福を祈り、原爆の火・平和の塔前で献花をする参加者

第25回茅野市平和祈念式(実行委員会主催)は6日、同市運動公園の「原爆の火・平和の塔」前で行った。中高生を含む約100人が参加。75年前に広島に原爆が投下された午前8時15分に黙とうして犠牲者の冥福を祈り、核兵器廃絶や不戦を誓った。

式で品川美好実行委員長(69)は「一瞬で多くの命を奪った原爆は戦時下であっても許されるべきではない。核兵器が一日でも早くなくなることを願う」と述べた。茅野市の「広島平和の旅」に昨年度参加した中学3年生6人が平和の旅の感想を発表し、「原爆の恐ろしさを風化させないよう、まずは自分が周りに伝えたい」などと語った。

参加者は折り鶴をささげたり、献花したりした。同市東部中学校2年生は平和学習の一環で鶴を千羽以上折り、代表の4人が式でささげた。生徒たちは映像を通して被爆者の体験を聞くなど学習を深めているという。参加した太田唯月さん(13)は「無差別で人を殺す原爆や核兵器は絶対駄目。被爆した人の話を自分たちが伝えられるようになりたい」と話した。

式の進行役は実行委の呼び掛けに応じた東海大諏訪高校生徒会長の北原奈々さん(3年)が務めた。高校生が担当するのは初めて。運動公園の原爆の火は福岡県星野村(現八女市)の男性が原爆投下直後の広島で肉親を探していた際に持ち帰った火を1995年の平和の塔建立時に分火してもらい、ともしている。

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