リンゴ早生種「シナノリップ」収穫始まる

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昨年に続き収穫が本格化した早生種シナノリップ=中川村の富永さんの農園

中川村で、リンゴの早生種「シナノリップ」の収穫が始まった。村内の各農家は、盆までを期限に収穫作業に汗を流している。

シナノリップは、県果樹試験場が「千秋」に「シナノレッド」を交配して誕生し2018年に品種登録されたばかりの新品種。8月上旬から出荷できる上質リンゴで、県がオリジナル品種として苗木は県内のみに限定販売されている。果実は大きめで、ほどよい甘みと酸味があり、果汁が多いのが特徴という。

JA上伊那南部営農センターによると、上伊那地方では150戸、約12ヘクタールで栽培。今年の出荷量は昨年の2・5倍に当たる約40トンを見込んでいる。

同村片桐中通りの農業、富永菊男さん(78)は「早い時期から食べられる」点に着目し15年4月に苗木を定植。現在20本を保有し、昨年から収穫できるようになったという。

今年は7月の日照量が少なく雨が多かったため、玉伸びは良かった一方、糖度は「少し少なめ」。7日にJA担当者を含めた出荷査定会を開き、生育が基準内に達したため12日までの予定で収穫を進めている。収量は500キロを見込む。

富永さんは「暑いこの時期だからシナノリップがよく合う。多くに味わってもらいたい」と話している。

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