自然の中で過ごしたい 「山の日」の諏訪地方

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にぎわう車山の山頂。八ヶ岳や富士山、浅間連山など360度の大パノラマが来訪者を出迎えた

国民の祝日「山の日」の10日、諏訪地方の山岳高原や里山には、多くの登山者や家族連れらの姿があった。避暑需要の高まりに加え、新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、「密になりにくい自然の中で過ごしたい」と山を選ぶ人たちも。子どもたちも景色を楽しみながら涼風が吹く山を歩き、短い夏休みの思い出をつくっていた。

標高1925メートルの車山山頂からは八ケ岳や浅間連山、三つのアルプス、富士山まで望め、360度の大パノラマが来訪者を出迎えた。「山の日に今夏一番の山日和になりました」と、リフトを運行する車山高原スカイパークリゾート(茅野市)のスタッフ。午前4時台からの早朝特別運行には約200人が駆け付けたという。

両親、弟と一緒に散策した埼玉県坂戸市の小学4年生は「きのう泊まったホテルも山頂から見えたよ」。10日の諏訪は今年最高の33・0度まで気温が上がったが、山頂は涼しく「風が気持ちいい。ずっとここに居たくなる」と笑顔だった。

「山の日」に八ケ岳の自然を楽しむ登山者

八ケ岳の主要登山口・美濃戸口(茅野市)では、早朝から山の頂を目指す登山者やグループが見られた。八ケ岳山荘によると、例年より登山者の数は少ないものの、10日までの3連休中、駐車場は朝から満車状態に。日帰りやテント泊をする人が比較的多いという。友人とともに1泊の予定で赤岳に登る埼玉県さいたま市の男性は「マスクや除菌グッズを用意してきた。テントも別々に設営する」とし、「雄大な景色を楽しみたい」と話した。

山の日は2016年施行の改正祝日法で新設。本来は8月11日だが、東京五輪・パラリンピックが開かれるはずだった今年は10日に変更されていた。

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