中ア空木岳 誘導標識わかりやすく統一

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空木岳登山道に整備した誘導標識(駒ケ根市提供)

駒ケ根市は、中央アルプス空木岳(標高2864メートル)の登山道の誘導標識を更新した。中ア山域にある上下伊那、木曽地域などの13市町村と県の方針で定めた、こげ茶色を基調に青色の線を入れるデザインで統一。今後、中ア全域の主要ルートで統一道標の整備を進め、安全で快適な登山環境を整えていく。

標識は腕木形か単柱形で、支柱は木製、腕木部分はステンレスなどの金属製。空木岳登山道には、「空木岳頂上」から駒ケ根高原の「池山尾根登山口」まで、基本ルートに19基、ルート外の「空木平避難小屋」や「池山小屋」などに4基の計23基を設置。「空木平分岐」のほか、「駒石」や「迷い尾根」など主要なポイントを日本語と英語で示した。

中ア地区山岳遭難防止対策協会や山岳ガイドらの意見を反映し、現在地の標高や次の標識までの距離を表示。外国人でも分かりやすいよう、避難小屋や危険箇所などを示すピクトグラム(図記号)も添えた。

中アでは2013年に発生した韓国人登山客の集団遭難を機に登山道や標識などの整備の機運が高まった。同市の統一道標の整備は檜尾登山道に続き2カ所目。今後、県や関係市町村、山岳関係者らで協議会を設立し、統一的な取り組みを進めていく方針。中ア全域で標識の整備を進めるのに合わせ、ルートごとの標識の通し番号化や情報提供用の二次元コード表記などで、遭難時の場所特定などに役立てることも検討している。

市観光推進課は「国定公園化で中アへの関心の高まりも予想される。登山客に求められる情報を提供し、万一の際にも役立つ統一標識を増やし、快適な環境づくりを進めたい」としている。

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