学生Zoomで就活準備合宿 上伊那広域連合

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「就活準備合宿」でオンラインの参加者に呼び掛ける司会者=伊那市のいなっせ

上伊那広域連合は、上伊那出身の学生を対象にした「就活準備合宿」を11日から2日間の日程で始めた。地元企業を知ってもらい、Uターン就職につなげようと毎年開催しており、5回目になる。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、初のオンラインでの実施となったが、過去最多の44人が参加。企業関係者との交流などを通じ、就職活動に備えてもらう。

同連合事務局がある伊那市のいなっせを拠点に、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」でつないだ。参加企業は上伊那を代表する製造業や建設、福祉、運輸などさまざまな業種の26社で、企業側も自社などからオンラインで参加した。

初日は、社会保険労務士法人所長で伊那市教育委員の田畑和輝さんを講師にグループに分かれて演習を行ったり、上伊那の企業で働く先輩若手社員から就活の心得や経験談を聞いたりした。

続いて、学生たちは数人ずつのグループで企業の採用担当者らと対話し、地元にどんな企業があるかや、どのように働いているかなどに理解を深めながら就職への不安や疑問をぶつけた。

12日は、伊那食品工業(同市)の塚越英弘社長の講演を聞き、グループ討議を実施。続いて、学生たちの希望に基づき個別の企業と対話できる時間を設ける。

就活準備合宿は、若者人材の確保に向け、就活本番前の学生をターゲットに地元企業に目を向けてもらう狙いで2016年度に始まった。例年は夏休みに合わせて伊那市内で1泊2日で行っていたが、新型コロナの影響で変更を余儀なくされた。

ここ数年は学生優位の「売り手市場」が続いていたが、過去の参加者の多くが地元企業に就職しているという。同連合地域振興課は「コロナ禍で学生たちも地方に目を向け始めている。来年、再来年の就活につなげてほしい」と期待していた。

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