図書館楽しいよ 岡谷市が3歳児に利用カード

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3歳児にプレゼントするイラスト付き図書館利用カードとアニバーサリーカード

子どもたちに図書館で本を借りる楽しさを知ってもらおうと、岡谷市は今年度、「ファーストチョイス(セカンド)ブック事業」に取り組む。市内の3歳児にオリジナルキャラクターのイラストが入った図書館利用カードを発行し、児童の写真が入ったアニバーサリーカードと一緒にプレゼント。自分で選んだ絵本を自分のカードで借りる体験の場を提供し、就学前の読書習慣の定着を図っていく。

市の9、10カ月児健診に訪れた親子を対象に絵本をプレゼントするファーストブック事業に続く取り組み。セカンドブックとして児童に書籍を贈る市町村が多い中、本や図書館により親しんでもらえる独自の事業として企画した。

市立岡谷図書館は全蔵書約23万2600冊のうち、児童書が約4万7000冊。このうち絵本は外国語で書かれた作品を含め約2万冊に上る。児童書率が高い特色を生かし、幼少期から図書館に親しんでもらうきっかけとして、3歳児限定の利用カードをプレゼントすることにした。

オリジナルキャラクターは市内在住のグラフィックデザイナー小平陽子さんに制作を依頼。繭と蚕をモチーフにした「まゆゆ」「こっくん」のイラストを5種類のシールにし、気に入ったものを利用カードに貼って使用する。9月の3歳児健診に訪れた親子に引換券付きのチラシを配布し、図書館来館時には児童の写真を添えた手作りのアニバーサリーカードと一緒にプレゼントする。

館内では司書が絵本選びを支援。児童自身が自動貸出機を使って貸し出しの手続きを体験する。中原淳一館長は「不読率の高さや活字離れの傾向の中、図書館の楽しさを知ってもらい、読書や活字に親しむきっかけになれば」と期待している。

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