2020年8月19日付

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県の住宅政策の資料を読んでいたら「サブスクリプション住宅」という言葉が出てきた。またしても分かりにくいカタカナの新しい言葉が出てきたかとうんざりするが、日本語では一言で表現しきれない意味合いや新しい概念が含まれる言葉なのだろうと、少し調べてみた▼「サブスクリプション(定額制)」自体もここ数年で耳にするようになった新語だ。弊紙では2016年11月24日付のレコード針の生産が回復しつつあるという記事で、レコード文化の対極にある新しい音楽の聴き方として台頭してきた定額聞き放題のネット配信サービスを示す形で初めて登場した▼それから3年と少し、今年2月17日付には、音楽のほか「動画や車など、さまざまな分野で浸透してきた」として、子育て家庭向けのおもちゃや子ども服へも「サブスク」の広がっている様子を紹介する記事が掲載されている▼では、定額制を意味する「サブスク」の住宅版とは何か、従来の賃貸住宅と何が違うのか。いくつかのサブスク住宅事業の内容を見たところでは、ホテルの部屋を予約するように、家具や家電付きの部屋を月額で契約する形態と捉えればいいようだ。光熱費込みで敷金・礼金も不要という▼今後は、例えば二地域居住の拠点の一つとして、手軽に利用できるサブスク住宅も選択肢に入るのだろう。ただし、新しい利用形態だけに長所と短所を見極める必要もある。

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