コロナ支援奨励金97社が申請 岡谷市

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岡谷市は、新型コロナウイルスの影響を受ける製造業を支援するため、売り上げが一定以上減少した事業者を対象に新設した生産性向上・新技術開発等チャレンジ企業奨励金の申請状況をまとめた。新たな研究開発や生産性向上に向けた環境整備に挑戦する企業を応援する事業。7月末までの公募期間に市内全製造業の2割近くに上る97社から申し込みがあった。経営面で深刻な打撃を受ける中、各社とも売り上げ増に向けた新たな取り組みに着手しており、市は「ものづくり企業はたくましい」と歓迎している。

同奨励金は新型コロナウイルスの影響で1カ月間の売り上げが前年同月比で30%以上50%未満減少した企業に60万円、50%以上減少した企業に80万円を交付。売り上げの確保に向けた企業の積極的な挑戦を促す狙いがある。

当初、市は30社程度の申請を見込み、市議会6月定例会に提出、可決された今年度一般会計補正予算に事業費2100万円を計上した。その後、予想を上回る申請が寄せられ、追加の予算を2回に分けて専決処分。最終的な事業費は7300万円に上る。

申請した企業の取り組みは、機械装置の購入による生産性の向上や自社製品の開発、販売促進のためのホームページリニューアルなどさまざま。市工業振興課は「思ったより売り上げが落ち込む企業が多かった」と指摘。奨励金は「単なるばらまきではなく、コロナを乗り越えるための施策として有効」とし、各社の奮起に期待している。

市は8月中に奨励金を交付する予定。今後は企業の販路開拓や仕事の確保に向けた支援策を検討していく。

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