明治~昭和のガラス製品展示 歴史民俗資料館

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明治~昭和のガラス製品を展示したコーナー。興味深く展示品を見入る来館者=富士見町歴史民俗資料館

富士見町歴史民俗資料館は、明治~昭和の時代に暮らしの身近にあったガラス製品のミニ展示コーナーを館内に開いた。「ガラスの涼やかさを楽しみながら、壊れやすい繊細な製品を大切に活用した当時の人の暮らしぶりと現代生活を比べて」(小松隆史館長)としている。今月末まで。

展示はハエ取り器や薬品の小瓶、ガラス管の中にろうそくをともした携帯用の灯火(カンテラ)、治療に用いる薬品吸入器、水差しなど15点。「本当に使われたのかと疑ってしまうような繊細な」(小松館長)筒状の漁具や、町内の酒店から提供された飲料の希少なボトルもある。

小松館長によると国内では弥生時代にガラス製の玉が出土しているが、家庭への普及は20世紀に板ガラスの工業製品化が実現して以降。「かつてはさまざまな分野でガラスが多用されていたことが分かる」とし、「これらの道具を見ていると、大事に扱う当時の人の姿が目に浮かぶよう」と館長。

「現代はガラス製品に代わり、安価で扱いやすいプラスチック製品が主流となったが、使い捨てられて深刻な海洋汚染をもたらし世界的な環境問題となっている。もう一度身の回りの物を見直すきっかけになれば」としている。

開館時間は午前9時~午後5時。入館料は隣接の井戸尻考古館と共通で小中学生150円(諏訪地方の児童、生徒は無料)、高校生以上300円。月曜日休館。

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