今井上向配水池の築造開始 岡谷市

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岡谷市が同市今井に整備する今井上向配水池の築造工事が始まり、19日、現地で安全祈願祭が行われた。人口減少に伴う給水量の減少や施設の老朽化が課題となる中、市水道事業基本計画(2015~34年)に基づき、水道施設の再構築を図る初の整備事業。旧市内と長地地区の水源を統廃合し、24年度からの本格稼働を目指す。

同基本計画では給水量の減少や耐震性能を満たさない施設の更新などを課題とし、水源の統廃合による支出の削減や管理の簡素化、施設の耐震化などを進めていく。

手始めに市は1925年築造の小井川配水池を更新し、併せて28年築造の岡谷配水池を廃止。現在24時間体制で動力を稼働させ、地区内の水を賄う4水源と横河川の表流水を取水している小井川浄水場の水を新たな配水池に集め、各家庭には停電や災害に強い自然流下方式で届ける。

総事業費は17億円。今井保育園南側に位置する建設地では19年度に造成工事や水道管敷設工事などが行われた。今年度は高さ6.6メートル、幅34メートル、奥行き25メートル、容量4800立方メートルのステンレス鋼製配水池と管理棟の建設などに着手。工事は岡谷組と中信アスナ諏訪支店が約13億5400万円で請け負う。

安全祈願祭には関係者20人余が出席。あいさつで今井竜五市長は「市内給水人口の45%に給水していくことになる。水源の統廃合による経費削減はもとより、5水源から水の補給ができる安心な施設になる」とし、施設の整備効果を期待した。

新配水池は小井川浄水場の水を引き入れ、22年度から暫定的に供用を開始。その後、地下水をくみ上げる4水源からの送水管も整備し、24年度からの本格稼働を見込んでいる。

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