コロナで一時断念も 念願駒ケ岳 宮田中2年

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中央アルプスの駒ケ岳に登頂し喜びを表す宮田中学校の2年生たち=頂上標示近くの伊那側駒ケ岳神社

宮田村宮田中学校2年生84人は21日、中央アルプスの主峰駒ケ岳(2956メートル)を目標に、日帰りの集団登山を行った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、上伊那地方などの中学校が例年行う西駒登山が中止になったり、地元の里山へ登るなど規模を縮小したりする中で、「ふるさとの名勝の山に登ったという実感を」と実施。生徒らは頂上を極めた達成感と雄大な自然との触れ合いを満喫した。

コロナ禍で、各校が中止や代替事業への切り替えをする中、宮田中も7月10日に宮田高原を目的地に日帰り山行を計画したが、大雨のために中止。家庭や生徒を対象にしたアンケート調査を2回実施したところ、いずれも「駒ケ岳」を目的とした登山を望む声が8割を超えたため、「密」を避けるために宿泊とはせず、行き帰りのバスやロープウエーの感染対策も十分―と判断し決行した。

従来は、北御所登山口から伊那前岳(2883メートル)を経て駒ケ岳を目指し、山小屋に1泊。帰路はロープウエーを使っていたが今回は往復ロープウエーを利用。千畳敷カールから乗越浄土、中岳、駒ケ岳頂上のコースを往復した。

生徒たちは”念願”の登山とあって張り切ってスタート。乗越浄土に向かう急傾斜地ではペースダウンしたものの、その後の起伏は元気に歩き通した。駒ケ岳頂上では、全員で校歌を熱唱し、一般登山者の注目を集めていた。

登山の統率係長を務めた生徒は「一時は断念していただけに、みんなと楽しく登れてうれしかった」と笑顔。齊藤博校長も「元気で統制もとれ、無事に登ることができた。改めて自慢の子どもたちと実感できた」と話していた。

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