2020年8月23日付

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うだるような酷暑の夏。県内各地は観測史上最高の気温更新が相次いでいる。災害に例えられる「危険な暑さ」との表現にも慣れてしまった感じがある。熱中症には厳重警戒だ▼屋外だけでなく、屋内でかからないよう注意喚起が続いている。屋内での熱中症はエアコンを使用していないケースが多いという。諏訪地域などでも確かにかつては扇風機でしのげていた。でも今は気候が明らかに異なる。特に高齢者は暑さを辛抱する傾向があり、注意が必要になる▼今年は新型コロナウイルス感染拡大で外出を自粛し、自宅で過ごす時間が増えている。家屋の造りによっては昼間に充満した暑気が夜になっても引かない。エアコンは眠っている時もつけっぱなしにしてと勧める専門家もいる。電気代は心配だけれど、体調管理には欠かせそうにない▼家の中での温度差も身にこたえる。以前、民家を断熱性能の高い「エコハウス」に大規模改修(リノベーション)する取り組みについて話を聞いた。目指すのは断熱性や気密性に優れた住まい。室内の温度が場所によって異なる「温度むら」を少なくするという。こんな家が身近にあればと、うらやましく思える▼炎天下でマスクを着用して仕事や作業をしている人を見かける。だが、人との距離を確保できれば外してもよいのではないか。時と場合に合わせた行動と周囲の理解で「危険な暑さ」を乗り切りたい。

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