初島からエール花火 全国一斉に花火師連携

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諏訪湖の初島から打ち上げられ、夏の夜空を彩ったエール花火=22日午後8時31分

新型コロナウイルスの感染拡大により、各地の花火大会が中止になる中、窮状を嘆いた全国の花火師たちが連携し、22日夜、「エール花火」を全国64カ所で一斉に打ち上げた。諏訪湖の人工島「初島」からも花火師の”技”を守ろうと打ち上げられ、夏の夜空を彩った。

エール花火はNPO法人大曲花火倶楽部(秋田県大仙市)、日本花火鑑賞士会など、全国の団体・個人で構成する「日本の花火を愛する会」が主催。コロナ禍と向き合う市民を元気づけ、花火師の技を絶やすことなく、次世代へつなげようと企画した。資金はクラウドファンディングで募り、1600万円以上が集まった。打ち上げには29都県の81業者が協力した。

初島での打ち上げは諏訪市湖岸通りの小口煙火が担当。全国での打ち上げに合わせて、4号玉や単発花火約50発を打ち上げた。湖畔には多くの人が訪れ小雨の中、傘を差しながら夜空に輝く花火を眺めていた。

小口煙火の小口晶大社長(31)は「諏訪湖祭湖上花火大会や全国新作花火競技大会が中止になっただけに、エール花火はありがたい。例年ならば、そろそろ来年用の花火を作り始める時期だが、今年は来年のめども立たない。花火大会の再開に向け、一刻も早いコロナの終息を願いたい」と話していた。

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