西駒登山中止で 千畳敷トレッキング体験計画

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駒ケ根市が中学2年生向けにトレッキング体験を計画した中ア千畳敷

新型コロナウイルス感染拡大の影響で中学校の伝統行事の一つとして位置付けられる中央アルプスへの集団登山「西駒登山」が中止になったことを受け、駒ケ根市は市内の中学2年生に千畳敷(標高2612メートル)のトレッキングを体験してもらう「魅力体感事業」を計画した。

同市の赤穂、東両中学校は、2年生が中アの主峰・駒ケ岳(同2956メートル)を目指す「西駒登山」が夏の恒例行事。今年も7月に計画していたが、山小屋やロープウエー、往復のバスなどで密集による感染リスクが避けられないとして中止を決めた。

これを受け、市は西駒登山は地域資源に触れる貴重な機会とし、代わりになる事業を計画。ロープウエーを利用した日帰りツアーで、山岳ガイドの案内で千畳敷のトレッキングを体験する。学校ごとに事前学習を経て10月に実施する予定で、千畳敷だけでなく宝剣山荘近くまでの登山も検討している。

市は新型コロナウイルス緊急経済対策として、一般会計補正予算に事業費197万円を計上した。

赤穂中の長坂和紀教頭、東中の山下由紀子校長はともに「地元の山とのかかわりを大切にしたいと考えていたので、市の支援はありがたい」と感謝。市観光推進課は「西駒登山が両校で大切にされている伝統行事であることを踏まえ、生徒にとって意義のある取り組みにしたい」としている。

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