自生の「クロモジ」商品化 いいじま森の会

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飯島町内産のクロモジを使って開発した茶とスプレーをPRする「いいじま森の会」のメンバー

飯島町の里山や森林資源を保全・再生し、地域活性化につなげようと住民有志で取り組む「いいじま森の会」。落葉低木で日本固有の香木として親しまれる「クロモジ」が町北西部の町民の森から傘山にかけて自生していることに着目し、商品化を始めた。第1弾として葉と茎を焙煎した茶や、除菌効果のある芳香水スプレーの販売を開始し、「この商品を通じて町をPRしたい」と期待している。

町民の森の整備を進めてきた町営業部自然部会のメンバーが主体となり、昨年5月に発足した森の会。香りがいいクロモジを活用した商品開発を当初から目指し、専門家やモニターのアドバイスも受けながら研究を重ねてきた。

茶は爽やかですっきりした味わいに仕上がり、ティーパックにして提供。芳香水はクロモジの蒸留水と精油を抽出し、60%弱のエタノールと調合して除菌スプレーとして製品化した。

完成までには成分の調合など苦労もあったが、福田富穂会長=同町七久保=らメンバーは「飯島の森の中にいるような気分で心をリフレッシュしてもらえる自然由来の商品。これを求めて町に来てもらい、交流人口を増やすことができれば」と話す。

同会は販売で得られた収益を環境活動や環境教育に生かしていく考え。今後さらに商品開発を進めるとともに、傘山トレッキングやクロモジの製品作りを絡めた自然体験活動なども企画していく。

茶は湯のみ茶碗10杯分が抽出できるティーパック1袋600円、スプレーは50ミリリットル入りで880円。町内の道の駅などで販売している。問い合わせは同会(電話0265・95・2351)へ。

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