のろしリレー29日 諏訪地域は花岡城址で

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諏訪地域で唯一のろしが上がる花岡城址から見た塩尻市の「いの字山」方面

諏訪地域と伊那谷の住民でつくる「武田信玄狼煙(のろし)会」は29日、下伊那、上伊那、諏訪を結ぶ恒例ののろしリレーを実施する。午前10時に下伊那郡根羽村からリレーを開始し、上伊那地域、塩尻市を経て岡谷市湊の花岡城址までつなぎ、下諏訪町の桜ケ城址でのろしの確認を行う。新型コロナウイルスの影響で規模縮小とする場所も多いが、辰野町など一部では陣太鼓の演奏などが行われる。

のろしリレーは下伊那郡、上伊那郡を北上し、辰野町小野のしだれ栗展望台から塩尻市の「いの字山」につなぎ、岡谷市の花岡城址で確認後に発煙筒をたいて桜ケ城址で煙を確認する。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、リレーの実施が難しい地域があり、諏訪地域では花岡城址が唯一ののろし上げの場所になる。同会幹事長の秋山大一さん(61)=諏訪市末広=によると、「いの字山で上がったのろしを目視で確認するには最適な場所」と話す。午前10時30分前後の到着を見込んでいる。

諏訪地域のリレーは後日改めて実施したい考えで関係機関と調整をしている。

のろしは古くから緊急連絡のための通信手段として用いられてきた。戦国武将の武田信玄は京へ上る足場として南信州各地にのろし台を築き、一大伝達網を築いたとされ、根羽から甲府まで約2時間で情報が伝わったと言われている。同会は山梨県側の関係者とも協力し、信玄生誕500年に当たる2021年に長野、山梨両県をつなぐ「のろしリレー」の実施を目指している。

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