指先で描く妖精 月乃星綬さんパステル画展

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妖精をモチーフにしたパステル画と月乃星綬さん(左)

指先を使ってパステル画を描く駒ケ根市の画家、月乃星綬(つきのせいじゅ)さん(69)の作品展が27日、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まった。「妖精の恋や冒険」をテーマにした作品など約30点を展示。淡く柔らかな色彩のグラデーションで空想の世界を描き、来場者の目を楽しませている。9月2日まで。

40年以上にわたって制作活動を続けている月乃さん。40代半ばでパステル画に魅せられ、生涯のテーマとして小さな妖精を描いている。筆や綿などの道具は使わず、指先のみで粉状のパステルを塗り重ねる独自の画法が特徴。駒ケ根市には2016年に京都市からアトリエを移し、創作活動の拠点としている。

会場では、夜空に輝く月や三角屋根の城、小さな動物がすむ森などを舞台に、自由に飛び交う妖精の作品がずらりと並ぶ。この1年間に手掛けた近作には、白ウサギをモチーフにした空想上の生き物に乗る妖精や、赤富士と桜の絵もある。

月乃さんは「コロナ禍で心が疲れてしまうが、メルヘンの世界に触れることで、少しでも癒やしになれば」と来場を呼び掛けている。期間中は実演も行う予定。

入場無料。午前10時~午後5時(最終日は正午まで)。問い合わせは月乃さん(電話080・3031・7030)へ。

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